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ミモザの社内研修会について

先日、社内研修ということで、発表会・講演会を開催しました。
昨年に続き、二回めになる今回も、まる一日社外の研修施設を借り、一切の受発注業務を停止して臨みました。

お客様にご迷惑をおかけしながらも、このような会を持つ目的は、社員一人ひとりが商品・業務知識をつけるため、という1点に集約されます。
これは経営戦略上、非常に重要なポイントであり、競合他社との差別化、顧客へのサービスの向上を測るために継続して取り組んでいるものです。

我々が直面する現実

ネットショップの業界は、もう5年も前から、amazonやASKULなどの大規模な事業者の寡占が急激に進んでいくと言われています。
しかし、現実には「そうなってはいません」。

結局、業務ソフトもサプライ品も、amazonで買うに買えないややこしい商品であり(いやもちろん、買うには買えるのですが、例えば質問できない、アフターフォローもない、そもそも何買っていいか分からないという状況では、自社に応じた提案はしてもらえないので結局買うことができない)、充分に戦えています。

というか、結局、総合量販店のamazonではできないことを押さえることが専門店の存在意義であり、両社が統合される未来というのはむしろあまり想像ができない、適宜棲み分けて存在し続けるのではないか、と考えるのが妥当な気がしています(小さな路面店と大型スーパー、あるいショッピングモールの店子との関係に近い)。

amazonと同じ戦場・戦略では生き残れないが、amazonのそれとずらして考えれば、やりようはいくらでもある、という事です。

だからこそ、amazonでもメーカーでも手掛けることのできない専門サービス、導入支援や導入コンサル、導入後のフォローや情報提供を伴った消耗品購入窓口などが我々に課されている使命であり、それを実現するためのカギが、業務知識と商品知識である、という確信が、一連の勉強会や発表会を断行する、経営側の動機となっています。

さて、今回当社が行った発表会の具体的な内容は下記のとおりです。

第一部 成果発表会
日々の勉強会で身に着けたことを発表
 会計・青色申告/給与計算の業務知識
 発表単元の割り振り
  社会保険、有給休暇、年末調整 など
  減価償却、棚卸、青色申告専従者給与 など
パートを含めた全社員が一単元ずつ、自らに割り振られたテーマで学習を行い、5分間のプレゼンテーションを行いました。

第二部 講演会
社長による、先期と今期の業績説明会
業務ソフトメーカーによる商品説明
 会計ソフトの種別
 販売管理業務の概要とソフトウェアの役割・構造

第三部 営業ロールプレイング(ヒアリングLIVE)
メーカー営業マンが、初回訪問/電話時に展開するトークの実演

その後、全員で懇親会
山科~祇園(最後の方は午前様だったようですが…)

さて、実施後の所感です。

正直、毎回各社員をはじめ、お客様への影響も考えると、かかる負担は大きいものがあります。
業務ソフトを販売している当社ですが、皆がそれにかかわる職業人生を歩んできたわけではありません。
むしろ、多くの方が、当社に入社したのち、総務経理の仕事の勉強を始めています。
もっとも、これは業務ソフトメーカーの営業マンや開発者であっても、同じことが言えますが。

その上、臨時休業と言う事で、いくら事前にWEB上で告知をしても、全てのお客様に行き渡るわけもなく、ご迷惑をかける部分がどうしても出てきてしまいます。
我々のように伝票用紙などをメインで扱う事業者は、ある意味では企業社会におけるインフラのような存在でもあるとも捉えていますので、余計に心苦しく思うところです。

しかし、それでもやる価値があると思います。

自分たちの仕事が何のために存在するのか

皆さんは考えたことがありますか?
自分たちの仕事が、顧客にとって、どんな場面で、どう役に立っているのか。

これがリアルに想像できれば、何を学ぶべきか、どう振る舞うべきかが見えてきます。
ある意味、これが想像できるか否かが、職業人(いわゆるプロフェッショナル)としての境目であると私は思います。

言うまでもなく、ミモザは、企業の総務経理部門、あるいは経営者の方々が仕事に使う道具を売る商いを営んでおります。
(一部、ラベルやロール紙など、製造、販促、調達部門対象の商品もありますが)
即ち、彼らの仕事を直接、間接問わず助けることが、広い意味での我々の使命です。
彼らの買い物に係る手間を省き、支援し、彼らの業務課題を解決し、彼らの仕事がつつがなく進むことを陰で支えることが、我々に要求された使命です。

この使命に応えるためには、彼らの課題を理解することであり、彼らの課題を理解するためには、彼らの仕事や、その道具のことを理解することから逃げることはできません。

あるいは、そこから逃げるとするならば、我々の提供する価値は、amazonと同じ土俵に乗ることになります。即ち、「なるべく安い価格で」「スムーズな物流とともに」「臨まれる決済手段を提供する」という物販のプロの道を歩む資力と規模を要求されるという事です。

残念ながら、我々にそれはありません。

何のためにこの仕事をしているのか

生活のため、というスタンスは、いち従業員としては間違っていません。
しかし、顧客は、あなたの生活を支えるために、商品を買っているのではありません。
顧客は、顧客自身が必要だから、それを買っているにすぎません。

ではなぜ、あなたや、あなたの店から買うのでしょうか。
たまたまそこにあった、なんとなく。きっかけがそれでもいいでしょう。

でも、あなたの商品が他所の店でも買えるなら、長い時の流れの中で、その店のことを好きになったり、その店とつながる意義を感じてもらったり、その店でないと買えない理由を見出してもらわなければ、より安く、便利な店に流れていくでしょう。

こうしたことを考えるのは、確かに経営者の仕事ではありますが、特に小売業、通信販売業をはじめとした「客商売」は、構造的、宿命的に、経営者が常に現場で価値を提供することはできない形態です。
従業員一人一人が、主役にならざるを得ないのです。

何のためにこの仕事があり、自分はその仕事にどう貢献している(く)のか。
一人一人がこの問いを、これからまた一年間、いついかなる時も、続けていって欲しいという願いを込めて、本記事を締めさせていただきます。

最後になりましたが、今年も、仕入先様各社のご協力により、講演をはじめ充実したコンテンツを揃えることができました。
この場をお借りして御礼申し上げます。

二次会の会場様よりプレゼント。
ありがとうございました

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