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残業をしないということ

ミモザのブログ

ミモザは、全ての求人媒体の募集要綱に「残業(時間外)なし」と記載しています。

この「残業なし」、私自身、以前転職活動をした経験から、いや、ホントはね…となるパターンを何度も見てきました。

時間外勤務:月10時間とか、20時間とか書かれている企業も多いのですが、それって、月20日としても一日あたり30分~1時間レベルです。そんなもんで収まる場合も(職種にもよると思いますが)本当に少ないですよね。

実際、その求人票出してた企業のオフィス近くを通りかかると、9時10時でも電気が煌々と…てなパターンも何度も見ました(ストーカーかw)

それもこの経済情勢ですから、致し方ない部分もあると思います。どの企業も環境は厳しい。

しかし、だからと言って、「時間外欄」が、全くもって実態とかけ離れていて意味がないというのも、どうなんだろうと思います。

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昨今では、女性もフルタイムで働く家庭が増え、あるいはシングルマザー/ファザーも増え、保育園の空きがないだの、はたまた親の介護を担わざるを得ないだの、なんやかんやで職場に長時間居続けるのが難しい人が増えている(今後も増えていく)という実感があります。

そういう人にとっては、この「時間外欄」、非常にシビアに見ざるを得ないと思うのです。正確な拘束時間を知れなければ、生活が破綻してしまいます。ところが、実際は前述のとおり、「時間外欄」の信頼性の方が先に破綻しています。

そのくせ、就活系の読み物の多くで「残業はどの程度ありますか?」と就職面接で聞くのは自殺行為としている矛盾。だから大勢の人が仕事ない、働けないってんじゃホント若いモンとしてはお先真っ暗ですよ。働ける人は働いて納税してください。

そういう?観点から、一言。

ミモザ、本当に残業はありません。

正確に言うと、いま、本気でこのことに取り組んでいます。
さまざまな痛みや犠牲が生じ、少し混乱もしています。
しかし、覚悟をもって、取り組んでいます。

だから、拘束しません。18時を過ぎたら、30分以内に、全員が帰ります。

当然のこととして、何か突発的な問題が起きたり、営業戦略上どうしても避けられない事象があって、残業せざるを得ない場面も無いとは言い切れません。が、原則として、残業はありません。しません。させません。
(心配なら、夜、オフィスを見に来てください)
(ちなみに、隣は交番ですのであまり怪しい動きをしていると…orz)

一方で、会社はどこも学校と違い、吹きっさらしの外界です。何も守られていません。ルールなんてありません。いや、あるのに守られてないのはもう「時間外欄」の例を見れば明らかです。

ライバル企業には日夜追い立てられ、攻め上げられ、しかも彼らはヤケクソで徹夜ばかりしているかもしれません。

そんな彼らに、少ない時間で闘って勝たなければ「残業なし」の職場環境は手に入りません。
負ければ会社自体が吹き飛ぶのですから、残業あるなし以前の問題です。

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もう、どうする?

こうなるとアイデアと知識や知恵の勝負です。

誰も思いつかないこと、でも求められていることを、コンテンツにしろサービスにしろ、とにかく素早く提供することです。誰かの戦法をそのままコピーするのではなく、地味でも下手でも、リードする側に君臨し続けることです。

そのためのヒントは?

私自身は、オフィスの外にあると思っています。

街へ出ること。
他社の商品やサービスを利用することで、生活者としての視点を磨くこと。
寸暇を惜しんで、読書、あるいは他社のWEBを研究し、インプットすること。
家族や他者と交わる体験の中から、自己研鑽に励み向上していくこと。

多様な経験からくる進化した己をもって、仕事にも相乗効果をもたらしていくこと。

そんなの理想論?
しかし、なんだかんだ言ってそれが一番手っ取り早い方法だと思うのです。

そんなの頭のいい人にしかできないこと?

なら、そんなこと言ってる「頭悪いと思われる自分」を変えてください。今日からさっさと帰って本を読みましょう。頭良いと思われる人の習慣を真似しましょう。人は変わります。変われます。変われないと思ったその瞬間から、成長は止まるのです。

もう、国の仕組みとか、日本はこれだからとか、会社ってのはそういうんもんだとか言って思考停止するのやめませんか?あなたが変われば世界は変わるんです。でも、あなたに変えられるものは、あなた自身だけなのです。

拘束しません。だから、積極的に自己投資し、成長し、その分を仕事で活かしてください。
子供と過ごす時間を精一杯楽しみ、家族に愛情を注ぎ、一緒に遊ぶその一瞬一瞬を、注意深く観察してください。

人は何を楽しいと感じるのか?なぜ楽しいと感じるのか?
なぜそれに自分の大切なお金と時間を費やし、なぜその店・人から物を買い、なぜその行為に満足するのか、しないのか。

何を大切にし、何に感動し、何を目指して生きているのか、生きていくのか。
その全てのエッセンスが、目の前の仕事を、自分を変えるヒントです。

なんだか素敵だと思いませんか?そんな暮らし。
そう?そう思う?じゃ、今日から始めましょう。

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ある日を境に残業をしなくなる、というのは、とても難しいことだと思います。

「残業をしないでいい状態」を維持するための付加価値を、今日も残業せずに生み出さねばなりません。

しかしまぁ、何もないところから新しい発想や工夫は生まれません。早くオフィスを抜け出すことで、新しい経験を得て、知識を得て、少し余裕をもって人の気持ちを考える。当たり前の毎日の中からヒントを得て、仕事のやり方を少しずつ変えていく。

今までよりもっと良い仕事をするために、残業をしないという「変化」を実践しているミモザです。

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