山鉾巡行と人いきれで夏バテ真っ盛り

京都の四条通界隈は、7月に入ると祇園祭モード一色。
通りのBGMはお囃子に変わり、街灯の笠が架け替えられ、三井住友銀行の前に長刀鉾が立てば宵山は目前。
その間も、あまり目立ちはしないが八坂神社では数々の行事が粛々と進められる。そしてクライマックスの山鉾巡行前夜の「宵山」に、今年は47万人も繰り出したそうな。って、これは京都市の人口の1/3。
もうね、お囃子も日和神楽も暴れ観音もお旅所参りも粽売りも、かわいい浴衣のネーちゃんもチョーシこいてるにーちゃんも<、膨大な露天もむちゃくちゃな値段設定も果てしなきごみの山もなにもかも、あの生きるか死ぬかの決死の民族大移動的情景の前には、もはや風情もへったくれもありゃしまへんダウン
そういう意味では翌日の山鉾巡行は人出も幾分かましで、しかも日曜日。休日に巡行が重なるのは珍しく、京都在住9年目にしてはじめて見に行ってみた。
午前9時。四条烏丸を長刀鉾がスタートした頃、私は連れと共に烏丸御池駅に到着した。
さて。駅のホームは降りる人と乗る人が錯綜し、すでにただならぬ雰囲気が漂っている。地上に出てみると整然と並んだ有料観覧席のパイプいす。その後ろの「無料エリア」には早くも人が陣取っている。
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出発前の伯牙山。独特の緊張感が漂う。
出発前の鉾町をうろついてみたが、まだまだ時間があるので、新町御池のバス停脇のベンチに座って休憩を取った。すると、あれよあれよという間に周囲が人垣で埋まってしまった。
気付くと関西弁はおろか日本語も余り聞こえない状況。右隣の集団は中国(台湾?)人グループ。前に座るのは静岡から来たおばさんたち。左に座っている女の子二人組はシンガポールから来たとのこと。暇なので、ぎりぎりアウト(苦笑)な英語と少し分かってもらえる日本語で国際交流に励む。でもね、初めて日本に来たのに、少しでも日本語が分かるってのはホンマSugoidesuneっ☆★日本の好きなものはアニメのワンピースだって。
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そうこうしながら待ち続けること1時間余、歓声が沸き起こりついに先頭の長刀鉾が姿を現した。
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That child is the god!
ミシッ…!ガラガラ、ギギギギギィィ…ミシッ!!!
写真でしか見たことのなかった山鉾は、ものすごい音を立てながらゆっくりと引っ張られていく。
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“Tsujimawashi” – The show of turning parade float
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まさに動く美術館。全くもって無国籍で支離滅裂な装飾品の数々。アラビアンな駱駝の絨毯やら中国故事にちなんだ人形やら鳥居やら傘やらが、行列全体としてみたときになんとなく調和している。
これがcoolなJapanの感性ね。異国の客人たちも盛んにシャッターを切っておりました。
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あまりの暑さに干からびそうになったので、少し早いが御池通を後にし、新町通で函谷鉾を見送る。狭い通りに幅いっぱいの大迫力。屋根上の男衆は電柱を押したり蹴ったりして絶妙な軌道修正をしながら進む。京都人の狭隘路運転テクニックがこんなとこでも遺憾なく発揮されている。
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散々見て回ったが、夏本番の暑さが堪える。たまらずタクシーに乗った。
京都人の運転手氏曰く「20年前に一度行ったきりですわ~!あっついあついし、堪忍ならん。家でビール飲みながら野球見てるほうが風流ですわ、はははっ!」
無粋?いいえ。
こんなに多様な夏の過ごし方が楽しめる国ってのも、そうそうないでしょう。
HotなJapanの夏、真っ盛り!
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↑そしてしばらく家でぐったり。。。

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