「リアルWEB担当者に喝!Vol.2」に行ってきました

去る2017年4月12日。WEB担の連載で有名な「WEB担当者に喝!」の生田さんの会社・キノトローブさん主催のセミナーがあったので、商談の寄り道として行ってきました。
キノトローブさんは制作会社ですが、ディレクションというか、業務管理というか、社内コミュニケーションというか、こういった題目のセミナーは少ないので需要が高く、参加希望者が多くて抽選になったようです(うまいこと当たりました!)。

会社的に売上につながらないこんなしょーもないセミナーにみんな来るんじゃない!笑
と仰っていましたが、まぁ往々にして、皆が本当に困っている事って、カネにならん事、他者がどうすることもできん事が多いですよね…。
また、無料セミナーに参加させていただきつつも、何もお返しできないのは心苦しいところでもあります。せめて、ダイジェストで共有させていただこうと思います。
個人のメモですので、100%の精度ではないのであしからず。

 

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WEBサイトは「顧客の問題解決ツール」
→どんなWEBサイトでも共通の目的
「商品の詳細」が知りたいのではなく、問題解決につながるアドバイスが欲しい
(ドリルが欲しいのではなく、穴を開けたい…)

「ネットが好き」で見てる人間などほとんどいない
→顧客の直面する問題を「いかに捉えるか」が大事
WEBを閲覧することが目的ではない(ネットサーフィンってすっかり死語…)
今はTOPページからか入ってこない、顧客はできるだけ少ないクリックで問題解決したい
→どこからでも「入ったページ」で、どの会社のサービスか気づいてもらう必要がある

満足体験の積み重ねが、顧客の感じる「価値」
→その会社のブランド価値
どれだけ助けることができたか、ありがとうと言ってもらえたかが「核」
にもかかわらず、現状見渡してみると、多くのサイトでそのようになっていない

 

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今、WEBの「時代の変わり目」にある
→スマホの登場
→ライフスタイル、使い方が変わる、求められるコンテンツが変わる
今は、決めないで探す
待ち合わせ場所が「8時渋谷」って、昔では考えられない

「ユーザーが変わる」タイミングが、変わるとき
→デザインも変化する…が、それは表面
今はTOPから順番には見ない(それは2005年ころまでの話)
いきなり末端のページに入ってくる
→目線の動きも「Z型→F型→I型」へ変化している
参考
→もう今は階層から順々に降りずに、一枚で全部見せるのが主流
ナビでの切り替えやカラム分けもなし、3段カラムも見ない(右側カラムは稀)
→ECでは、何度も購入ボタンがある
下に降りたら上に戻ってこないから、下にもカートボタンが無きゃダメ
パン屑リストも下につける

サーチエンジンも変わり続けている
→Googleはピュア
「有用なコンテンツ」が柱
→Googleが言うからやる、じゃなく、顧客のために「より良い問題解決ツール」を
模索し続けることが求められている
(MFIも、常時SSLも、その軸から考えれば、是非に疑問を差し挟む余地なし)

 

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一人のユーザーがいろんなデバイスを使う
→全ページが入口
どんなデバイスでも最適な表示、最適な情報

自分たち本位のUX(導線設計)ではNG
→顧客が何を求めているか考える
「探しやすい」じゃダメ、「探す必要がない」せめて「探さなくてもよさそうな
雰囲気」のサイトを目指せ
→その努力の姿勢を見せるしかない
情熱を表現する、伝える

ユーザーの行動履歴をもとに最適化
→Amazonを見よ。TOPなんてない。いきなりマイページ
お前んとこの会社の50周年なんて知らねーし
でも、実際、多くが、未だにそうなんだもん!どこを見て運営してるんだ??

閲覧回数、場所、履歴による最適化
→パソナのサイト、一回大阪からアクセスしたら、次からはもう大阪仕様にパーソナ
ライズされる、ここまできてる

 

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WEBマスタ―への道、何をもってWEBマスター足り得るのか
→「頑張れよ!」としか言えない
WEB担当者は、本来WEBプロジェクトのマネージャーとして振舞うべき立場
現実には、下働きでしかない事が多い
→今回、仕事の悩みとして「上司にわかってもらえない」という声が多かった
アドバイスとしては、「分かるように説明する」「分かってもらう努力をする」
としか言いようがない
相手を知ること、その人がどうしたら理解できるかを考える
→オジさんに愛されよ!
年長者は、WEBのことなんてわかってないから
でも、商売のことは彼らに一日の長がある、これはあたりまえ
年長者と、お前のアイデアをMIXするのだ

上司とコミュニケーションをとるコツ
→成果を決めること、定量的な数値で可視化すること
WEBの成果を見える化する「簡単に」「シンプルに」
1~2ページのレポート、これが限界
→数字の意味を、社内全員が理解できるまで翻訳すること
直帰率とか、CVRとか、セッションとか、そんな言葉使うからダメなんだ
そのまま上司に投げてるのなら、それはお前が仕事をしていないのだと自覚せよ

 

個人として感じたこと

「5年同じ職種にいる人」は、わずかだった
→いかに職種としてWEB担当が一般化したとしても、まだまだ歴史が浅い
途中で会場アンケートがあって、経験年数を1年3年5年で尋ねられた結果、
5年以上という人は1割もいなかった(講演テーマの客層故かも)
自分の事業会社のWEB担当というキャリア(と言えるシロモノなのかは今は置く…)、
決して短いものではないという自覚をはじめて持った

皆、「普通の仕事ならではの悩み」に苛まれているなぁ
→WEB部門に、プレッシャーがかかるようになってきた
よくわからないものとしての治外法権が崩れ、ビジネスの文脈での(要は、
マネジメント層~経営層が 腹落ちすることのできる)説明責任が求められている
→職種柄、若い世代が担当に当たることが多いから、そこんところのコミュニケーションの
あり方に戸惑いがあるんだなぁ
→小さな会社の自分がいかに恵まれているか、WEBという職種への親和性が高いかを
思い知らされる
→意思決定の階層が浅い、それだけスピードが速い、これが競争力
→ヒトもカネも技術リソースも乏しいけど、それをスピードで補うということが、
我々小規模企業の戦い方の常道!
でも、別に、だからと言って、全方位への説明責任が免除されるわけではない

 

今年、ミモザは長年親しんできたショップのリニューアルに着手します。
良い部分は残しつつ、しっかりと機能強化を進めていきたいと考えていますが、その中核となる「顧客の課題解決」という命題を、どこまで掘り下げる事が出来るか?今後5年10年と愛されるショッピングサイトとして脱皮するために、どれだけ我が身を投じることができるか?良いタイミングで喝を入れられた一日でした。

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