統一伝票の疑問にお答えします
- 2017年05月17日
- カテゴリ:スタッフブログ
統一伝票とは、企業間の取引伝票であり、伝票構成・フォーマット・サイズなどを統一化した伝票のことです。
全て複写式の連続帳票ですので、手書き用統一伝票以外はドットプリンタで印刷します。
本日は、統一伝票についていただく質問の中からいくつかお答えします。
Q1.統一伝票はどれを選べばいいですか?
統一伝票は取引形態や業種・業態によってさまざまな様式があります。手書き用?タイプ用?ターンアラウンド型?OCR用?・・・何も知らない状態で、この用語は難解ですね~。商品を売る側が商品と共にお届けする伝票だから、売手側に伝票の決定権があると思った方・・・残念。
統一伝票の様式を決めたり、印字内容を決定するのはすべて買手(納入先)側が行うことになっています。一見、理不尽に思えますが正当な理由があるんです。
- 商品を買う買手側では、毎日不揃いの伝票を多量に事務処理する必要があり、大変煩雑でした。
- 商品を売る売手側では、得意先ごとの伝票作成と各種在庫に大きな手間とコストがかかりました。
各業種・業態に合わせた伝票構成・フォーマット・サイズなどを統一化した伝票だから、売手側・買手側共にコストダウンと事務作業の効率化が実現できるようになりました。
A1.まずは、買手(納入先)側に商品名・商品番号・様式などをご確認願います。
お探しの商品が見つからない場合は、お気軽にお問い合わせください。
→統一伝票について問い合わせる
Q2.自分の業界で利用されている統一伝票はどれですか?
業種・業態・納入先ごとに使用する伝票の様式が分かれ、起票方法によって多様な商品があります。
- 百貨店統一伝票(A様式)
→納入先:主に百貨店 - チェーンストア統一伝票(B様式)
→納入先:スーパーマーケット・ドラッグストア・ホームセンター・生協などの小売業 - 問屋統一伝票(C様式)
→納入先:卸売業や生活用品業界や外食食材業界などの小売業 - 業際統一伝票
→納入先:卸売業 - その他、統一伝票C様式に業界特性を加味した 新家電統一伝票(E様式)
・ 菓子統一伝票
・ 家具統一伝票 ・ スポーツ統一伝票 もございます。
A2.上記リストに記載された納入先であっても、買手(納入先)側に商品名・商品番号・様式などをご確認願います。
統一伝票のご利用にあたっては、売手と買手がよく協議され、買手側の指示にしたがってご利用いただきますよう、お願いいたします。
お探しの商品が見つからない場合は、お気軽にお問い合わせください。
→統一伝票について問い合わせる
Q3.納入先から「チェーンストア統一伝票の手書き用1型」と指定されました。
このように商品名がわかっている場合の商品の探し方をご案内します。
- 統一伝票ショップTOPページを開く
→「チェーンストア統一伝票」ボタンをクリックする
- チェーンストア統一伝票ページから手書き用を選択する
→仕入伝票を選択
※商品を返品する際の返品伝票は、赤いボタンをクリックしてください。
- 手書き用統一伝票の表から1型を選択する
→1型は商品コード欄が13桁ですので、JANコードが使用できます。
※この商品は、あらかじめ伝票番号が印字されています。印字する伝票番号の指定・削除はできませんので、ご注意ください。
A3.上記の方法またはキーワード「手書き用1型」で検索表示されます。
お探しの商品が見つからない場合は、お気軽にお問い合わせください。
→統一伝票について問い合わせる
まとめ
★統一伝票の様式を決めたり、印字内容を決定するのはすべて買手(納入先)側が行うことになっています。
★売手と買手がよく協議されて統一伝票を利用することにより、コストダウンと事務作業の効率化が実現できます。
私は文具全般が好きなので、連続帳票(複写伝票)も大好きです。伝票をマイクロミシンでキレイに切り離す爽快感!は最高です。
(by 文具大好き♪ノート)
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